個人・大学からの紹介講師-家庭教師の選び方

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個人・大学からの紹介講師の場合-家庭教師の選び方

安いなら個人講師や大学からのバイト講師でOK?

個人、大学からの紹介

気軽さとリーズナブルな価格が魅力なのが個人の紹介。現役大学生の先生も多く、生きた受験体験を聞くこともできます。ただし、先生を選ぶことがなかなかできません。

家庭教師については、国で定められたような明確な資格がある訳ではないため、講師の能力においてはピンキリと言っても過言ではありません。特に個人講師などにおいては、その講師の能力を判断する材料は、せいぜい学歴やどの学校に通っているか?という程度に過ぎず、必ずしも指導能力を判断する材料にはなりにくいのです。例えば、一流大学に通っている講師だからと言って、必ずしも生徒の成績を伸ばせるとは限りませんし、俗に言う三流大学に通っているからといって、決して指導能力に乏しいとは限らないのです。

前出、家庭教師派遣会社に所属する講師は、必ずその所属先の家庭教師センターが講師として登録するにあたり、何らかの能力試験などを行っております。よって、能力に乏しい講師が採用されることはないと考えると、講師においては一定の能力は担保されていると判断しても良いかもしれませんが、個人レベルとなりますとそうはいきません。アタリ・ハズレの差が非常に大きいと言われており、家庭教師に限らず、個人での英会話レッスンなども料金こそ安めに設定しつつも、生徒さんの能力が伸びるかどうかは運次第になりやすいと言えます。

個人に限らず、大学からの紹介なども基本的にはアルバイト感覚の講師が多く、時には無責任な行動に出ることもあります。生徒さんは入試などを控え必死に勉強しているのに対して、片やアルバイト講師にとってみれば、その生徒さんが入試に成功しようと失敗しようと、本人にとってはあまり関係ないという考えでは、指導の方にも必ず悪影響が生じます。生徒さんと講師が同じ目標を持って、しっかりとしたモチベーションで勉強に臨むことが肝要です。もちろん、個人講師全員のモチベーションが低いということではありませんが、実際にお願いする際には、親御さんの方でしっかりと目標を立て、講師の先生にも共有してもらうことが大切です。

個人講師や大学からの紹介講師のメリット・デメリット
■メリット
金額が安い、頼みやすい、時間変更などの融通が効きやすい
■デメリット
良い講師に当たればよいが、相性が悪かったリバイト感覚の教師だと成績が伸びない

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