家庭教師のデメリット-家庭教師と塾の違い

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家庭教師のデメリット 月謝総額だけで判断しないよう!


家庭教師につきましては、家庭教師の選び方でもご紹介したように、家庭教師専門の派遣会社に所属しない個人講師から、専門の派遣会社に所属するプロ講師など、一括りに家庭教師と言っても様々なタイプや経歴の講師がいる点はご説明してきたとおりです。当然のことながら能力に差があり、その能力においても学力という観点と指導力という観点、そして生徒とのコミュニケーション能力という観点もありますので、どれか一つが優れていれば良いということではなく、いずれの能力も必須であると言えます。

とは言え、現役大学生がアルバイト感覚で行う家庭教師と、元学校教師や塾講師といった指導経験者とでは、その能力の差は歴然なのは致し方ないところ。その指導力の差については、多くの場合で授業料の差として、各家庭教師派遣会社では差別化を図っています。大雑把に判断してしまうと、料金が安いほど専門性に欠け、料金が高いほど上記能力を概ね兼ね備えているという判断ができますが、あとは生徒さんとの相性においては、バイト講師であってもプロ講師であっても、あくまで生徒さんとの相性なので、実際に授業を受けてみないと分からないという観点では平等かもしれません。

家庭教師をお願いするうえでのデメリットとしては、当然のことながら集団塾と比較して料金に割高感があり、その時点で親御さんのなかから家庭教師をお願いするという選択肢が排除されてしまうケースが多い傾向にあります。考え方によっては、家庭教師の方は1回の授業料が割高だったとしても、その分短い期間・少ない回数で身につく内容が多い、ということであれば決して割高という訳ではありませんが、どうしても月謝であったり支払い総額で比較してしまう傾向がありますので、その点では集団塾に分があるあります。その他、講師に指導や人間性に難があったり、高い金額を払っているのに成績が上がらないというようなリスクもありますが、それは集団塾も同様に起こり得るので、家庭教師ならではのデメリットではありません。

実際のところ、家庭教師をお願いして失敗したという話はあまり聞かれませんが、やはり思うように成績が上がらない、志望校に合格できなかったなど、結果に対して不満を抱くケースが多いようです。家庭教師と言えど同じ人間なので、必ずしも成績が上がったり、志望校に合格したりということをお約束することはできません。家庭教師の先生を過信しすぎると、実績にはお子様の身になっていないような場合でも「この先生にお願いしてるんだから大丈夫」といった錯覚に陥りやすくなります。親御さんの方でもしっかりとお子様の学習進捗や学力について経過を把握し、適宜家庭教師の先生に注文を出す形を取った方が、講師サイドも真剣に指導してくれるはずです。

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