受験勉強に潜む罠-おすすめの家庭教師

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受験勉強に潜む罠-おすすめの家庭教師

目標が達成できない理由

■高校受験において周りの友達は参考にならない?!
近年では、小学生における私立中学への受験が一般的になってきておりますが、多くの生徒さんが最初に受験勉強を意識するのが中学2~3年生であり、初めて入試を迎えることになります。義務教育課程が修了し、高校受験においては「どこも合格しなければ行くところがなくなる」というプレッシャーのなか、周りの友達を意識しながらなんとなく勉強をするというケースが少なくありません。ただし、受験する志望校によって試験対象の教科が異なり、教科が異なれば当然勉強方法が変わってくるので、周りの友達の勉強方法はあまり参考にならないのが実情ではありますが、生徒さんとしてはそこまでの理解はないため、やはり親御さんの方でしっかりと指示して上げることが必要です。

高校受験においては、その学校により5教科の内申を見る学校もあれば、9教科の平均点という学校もあり、生徒さんによっては美術や体育などで内申5を取れているのに、主教教科が振るわないため、9教科平均が満たずに志望校の受験すらできないという場合もあります。この場合、強化対象となる教科は、国語・数学・英語などの主要全教科であり、5教科まんべんなく勉強する必要があります。一方、国語と英語は内申5を取れているものの、数学や理科などが極端に悪いという状況であれば、その苦手科目のみ教科すれば良いので、内申の平均点が同じ水準であっても、その内容によっては180度勉強方法が変わってくるという点に留意しなければなりません。

目標が達成できない理由

中学受験なら中学受験、高校受験なら高校受験に特化した集団塾や家庭教師が存在し、それぞれの受験動向や内情をよく理解していますので、受験対策専門で指導をお願いするなら、可能な限りそれに特化した講師をお願いすることが成功の秘訣と言えます。家庭教師の場合、概ね1教科に対して1人の講師が担当しますので、全科目お願いするとなると複数人の家庭教師が担当することになるケースが多いですが、生徒さんからすれば目的は志望校への合格のみとなりますので、仮に特定の教科だけが伸びても、その他の教科が伸びなければ、志望校への合格は難しいでしょう。当然、各教科の講師陣もしっかりと連携して、その生徒さんをサポートしなければ目標を達成することが難しくなります。

マンツーマンスタイルの家庭教師は、講師からすれば「自身が指導していない科目は知らない」となりがちな点はデメリットと言えます。もちろん、1人の講師が複数科目を指導できるのが理想ではありますが、自分が受け持つ科目だけ成績が上がれば良いというのが講師の立場であり、生徒さん側からすれば志望校に合格できなければ意味がないのです。受験勉強において家庭教師を依頼する際、特に複数科目をお願いする場合には、講師が何人になるのか、そして講師陣同士の連携はあるのか?、家庭教師センター側でサポートはあるのか?などを事前に確認しておくと良いでしょう。受験勉強においては、全体のバランスが重要だということを常に認識しておいてください。

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