学習塾や予備校のメリット-家庭教師と塾の違い

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家庭教師と塾の違い 向き不向きで賢く選択


大人数、あるいは学年や学力によってクラス分けされたグループでの講義が中心となる学習塾。担当する教師も教科によって違う専門家も多く、豊富なバックグラウンドもあり、自立したやる気と周りとの競争心があれば、スムーズに学力を伸ばしていける場合もあります

家庭教師か集団塾かは、永遠の課題と言って良いほど多くの方が迷われるポイントです。家庭教師においても、リーズナブルな学生講師にすべきか、ある程度コストを掛けてもプロ講師にするのかという選択肢もありますし、塾においても集団塾が良いのか、少人数制が良いのか、はたまたマンツーマンが良いのか、非常に悩ましいところかもしれません。最終的に決断するのは生徒さんではありますので、親御さんが無理に押し付けても続かなくなってしまうだけですし、逆にお子様の都合の良い選択肢を選んでしまうと成績そのものが上がらないというジレンマに陥る可能性もあります。

一般的に言われる学習塾や進学塾は、1クラス数名~数十名、大学予備校ともなると1クラス100人単位で授業が行われるのが一般的です。あくまで塾側で定めるカリキュラムを淡々と進める形式となりますので、生徒さん個々の理解力や進捗具合というのはあまり考慮されず、授業についていけないようであれば予習や復習をしっかりと行い、周りについていけるよう努力するしか方法はありません。一度遅れてしまうと、なかなか取り戻すのが難しいと言われますが、一方で周りにはライバルともなる友人・知人が多くいますので、その友人に助けられることもあれば、友人の存在が刺激となり、自身を奮起させる可能性もある点は、集団塾のメリットと言えます。

塾へ通わせる親御さんにとっては、家庭教師より月謝が安いという点で、塾を選ばれる方は多いと思いますが、なかには生徒さんが求める内容の授業がなかったり、特定の科目だけを強化したいという場合には、塾自体にそのカリキュラムがない以上、家庭教師にお願いするしかない場合もあります。塾か家庭教師かで迷われる際は、まずは生徒さんの目的を第一優先に考えること、そして生徒さんの希望や性格を考慮したうえで集団塾が良いのか、個別指導塾が良いのかを判断することが重要です。授業料などの費用面は最後になってしまいますが、志望校への入学や成績アップのためなら、背に腹は代えられないというのが実情ではないでしょうか。

学習塾においては、その他様々なメリットがあると言われており、特に受験対策に特化している学習塾においては、その学校の出題傾向や過去問などのデータベースなど、様々なデータが分析されており、そのデータに基づいた指導とカリキュラムが組まれているため、学習内容にもしっかりとした根拠があり、志望校への合格の蓋然性も高い傾向にあります。ゆえにその塾に通いたいと考える生徒さんも集まるわけで、志望校への合格という点にコミットするなら、進学塾が非常に強みがあるのではないでしょうか。

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