受験生に効果的な休息-今から間に合う受験対策

失敗しない家庭教師の選び方HOME > 今からでも間に合う受験対策TOP > 受験生に効果的な休息

受験生に効果的な休息 短期間で効果のある学習法

メリハリを付けて効率的に勉強を進める!

人間の集中力には限界があります。
受験勉強しなくては、と無理に机に向かって勉強をしていても、注意力も散漫になり効率も悪くなる一方です。
適切な休息や気分転換をとると勉強もはかどります。

散歩
外気を吸って気分もリフレッシュ。足の裏を刺激することで脳も活性化し、解けなかった問題のヒントが思い浮かぶかもしれません。
思考力を養なうには実は適度に体を動かすことはとても大事なのです。
歴史的な科学者や思索家などはみな散歩を趣味にしていました。
十五分程度の散歩なら勉強にも支障にはなりません。全身の血行が良くなると新たな活力がわいてきます。


志望校に行ってみる
もし、行きたい学校が決まっている場合、その場所に行ってみることはとても大事です。
駅や町の雰囲気を感じ取り、通学している自分をイメージしたり、志望校の景観を眺めてみると、いまいち成績が伸びず、受験勉強がマンネリ化していて目標が揺れているときなどとても効果的です。
実際その学校を見るということは、頭の中で考えているだけでなく、その学校が現実に存在していることを実感し、この場所に自分は行くのだ、という具体的で明確な目標になるからです。
もし、志望校が遠方で行くことが難しい場合は、写真などをスクラップしたノートを作るのもおすすめです。
その学校ならできること、やってみたいこと、受かるかどうかから、しばし解き放たれて、その学校の魅力をさらに見つけ、通う自分を想像してみましょう。

入浴する
これも先ほどの散歩と似ているところがあるのですが、うーんうーんと集中してやっていて、いつからか勉強が惰性になってしまうことがあります。
そんな時、シャワーを浴びる、入浴をする、ことは、血のめぐりをよくし、皮膚への刺激などで五感が活性化し、新たな気力がわいてきたり、問題の解き方を思いつたりすることが、ままあるのです。
受験勉強の追い込みの時などの眠気覚ましにもとても有効です。
人間は集中するとぎゅーっと体が緊張し、緊張しきってしまうとそれ以上集中できません。
入浴などの体を緩めることをした後だと、もう一度集中することができるのです。

歯磨きをする
しゃかりきになって磨くと歯や歯茎を傷めてしまいますが、柔らかいブラシで、歯磨き粉をつけずにブラッシングしてみましょう。
これも、口内をやさしく刺激してマッサージすることでつながっている脳も活性化します。
こまめなうがいは受験生にとって大敵の風邪の予防にもなりますので、是非習慣にしましょう。

睡眠
これは当たり前のことですね。 寝た子は育つ、と言われているように、考えたり詰め込んだりした知識は、寝たときに脳の中で整理され、生きた知識となるそうです。
また、解けないままでも、真剣に向き合った後一旦仮眠をとると、起きた時には解けるアイデアが浮かぶことが多いのです。それは、覚醒時に得た膨大な情報を脳が整理して、多角的な視点から思考できるようになるからです。
たまに、寝ないで試験勉強するという方がいますが、大変効率の悪いやり方です。一時間でも二時間でも、仮眠を取る、そしてすっきりした頭でまた勉強に励む。そうすることで持っている脳力を百パーセント引き出すことができるのです。

ダメな休息の取り方

参考までに、おすすめできない休息? 方法をお伝えしておきます。
皆さんすでに知っていると思いますが…

スマートフォン、ゲーム、SNS
この三つは、脳の依存症が高く、受験生にはおすすめできない休憩方法です。
画面から、絶え間ない刺激を受けるので視神経も疲れてしまいます。
スマートフォンを開いて、別に見なくてもいいページをぐるぐる巡回してしまうことはありませんか?受験生にとっては大敵です。
ゲームは一日三十分、など時間をしっかり決めて手に取らないようにしましょう。
自分の意志に自信が持てないタイプの方は、家に帰ってきて、友達との連絡などを終えたあとは、家族に預けてしまうのも手です。
受験勉強の合間にメッセージが来てうっかり手に取ってしまい、リンクされたページを開いてしまう。そういう危険を防ぐことができます。
また、SNSなどで友人と励ましあう、というのもよさそうに見えますが、実際には相手の勉強の進み具合が気になったり、自分が置いて行かれてる気分になったりと、気持ちの面であまりおすすめできません。友達からの書き込みに返信しなくてはいけなかったり、思わぬ時間も取られてしまいます。
SNSのおかげで勉強がはかどり、成績があがっているのならば是非やるべきですが、そうでもない、という場合は、受験期はやらないに越したことはありません。
受験は期間が決まっています。時間がとても大事なのです。

映画
これも、友達とたまの休みに行く、などはいいのですが、休憩として映画を観るのは、実際には神経が疲れたり高ぶってしまいあまりおすすめできません。
それと、映画は90分近くと、鑑賞するのに時間がかかるものが多いのです。90分というと、かなりの時間ですね。受験生にとって時間は宝です。
どうしても観たい一本を観るなということではなく、貴重な時間を使っているんだな、という自覚は受験生にとってとても大切です。

今から間に合う受験対策TOPに戻る